⚠️ 重要なポイント
日次損失制限は、ロールオーバー時のスナップショットにおける残高と有効証拠金のいずれか高い方の値から、口座サイズに応じた日次損失額を差し引いて算出されます。
日次損失額は、初期口座サイズに基づいて算出されます。
有効証拠金が算出されたブリーチレベルを下回った場合、違反となります。
例:$100,000の口座で日次損失制限が5%の場合、日次損失額は$5,000となります。ロールオーバー時のスナップショットにおける残高または有効証拠金が$101,000であった場合、日次損失のブリーチレベルは$96,000($101,000 − $5,000)となります。
日次許容損失は、毎日日本時間午前7時(UTC午後10時のロールオーバー)にリセットされます。
ロールオーバー期間中は、スプレッドが拡大したりボラティリティが高まったりする可能性があるため、取引を行うことは推奨されません。
ロールオーバー時間帯:日次許容損失は、常に日本時間午前7時(UTC午後10時のロールオーバー)にリセットされます。この時間帯における取引は推奨されません。
スナップショットの仕組み
日本時間午前7時(UTC午後10時)になると、当社のシステムはお客様の口座のスナップショットを取得し、残高と有効証拠金を比較します。日次損失制限は残高と有効証拠金のいずれか高い方の値に基づいて算出されますが、違反となるのは、有効証拠金が算出されたブリーチレベルを下回った場合です。
注:ロールオーバー期間中は、市場のボラティリティおよびスプレッドの拡大により、取引を行うことは推奨されません。
シナリオ1:ロールオーバー時に含み益のあるポジションを保有している場合
$100,000の口座で日次損失制限が4%(=$4,000)の場合を例に説明します。
日本時間午前7時(UTC午後10時)に、含み益のある未決済取引を保有している状態でシステムが口座のスナップショットを取得します。
残高:$100,000
(取引はまだ決済されていないため、残高は変わりません。)有効証拠金:$101,000
(残高 + $1,000の含み益)
計算方法
システムは、より高い値である有効証拠金の$101,000を使用して、新しい取引日の日次損失制限を算出します。
$101,000 - $4,000 = ブリーチレベル $97,000
ルール
新しい取引日において、有効証拠金が$97,000を下回ることはできません。
これが意味すること
ロールオーバー時の有効証拠金が$101,000であったため、そのスナップショット水準から$4,000の余裕があります。
残高がまだ$100,000であったことから、これはスナップショットに含まれる含み益がブリーチレベルに影響を与えることも意味します。実務上、保有中の取引が不利な方向に十分に動き、有効証拠金が$97,000を下回った場合、その口座はブリーチとみなされます。
シナリオ2:ロールオーバー時に含み損のあるポジションを保有している場合
$100,000の口座で日次損失制限が4%(=$4,000)の場合を例に説明します。
日本時間午前7時(UTC午後10時)に、含み損のある未決済取引を保有している状態でシステムが口座のスナップショットを取得します。
残高:$100,000
有効証拠金:$99,000
(-$1,000の含み損があるため)
計算方法
システムは、より高い値である残高の$100,000を使用して、新しい取引日の日次損失制限を算出します。
$100,000 - $4,000 = ブリーチレベル $96,000
ルール
新しい取引日において、有効証拠金が$96,000を下回ることはできません。
これが意味すること
ロールオーバー時点で有効証拠金がすでに$99,000であったため、ブリーチレベルに達するまで$3,000の余裕があります。
さらなる含み損または確定損失により有効証拠金が$96,000を下回った場合、その口座はブリーチとみなされます。
重要な注意事項
日次損失制限はロールオーバー時の残高と有効証拠金のいずれか高い方を用いて算出されますが、実際の違反は有効証拠金がブリーチレベルを下回ることに基づいて判定されます。
そのため、トレーダーは特にロールオーバー時に未決済取引を保有している場合、残高だけでなく常に有効証拠金を監視する必要があります。
